「NO」というのが苦手な人へ
人に何かを頼まれた時、
断るのが苦手で
「YES」と
その場しのぎで応えてしまう人がいます。
その理由を聞くと、
みんなに迷惑をかけたくない
断ることで嫌な思いをしたくない
相手にも嫌な思いをさせたくない
自分の価値を下げたくない
などです。
そして、
①ギリギリになって「やっぱり無理でした」と泣きつく
②期限を過ぎているのに提出できない
③やっつけ仕事で提出する
などの対応になりがちです。
その結果として、
「あなたも周りの人も嫌な思いをして、
あなたの信用度や好感度を下げてしまう」
ことになりがちです。
やはり、無理なら、
最初の段階で「NO」と意思表示しなくてはなりません。
そんな時、
相手を不快にさせず、
迷惑もかけない断り方の一つに
「Thank you ,but no thank you」
があります。
例えば
「ありがとう。
でも、今は別にやらないと
いけないことがあるので、
遠慮しておく。また、誘ってね」
とさらっと笑顔で言うのがコツです。
そのほかに、
「No, but ~」
があります。
「ごめん、今日は無理だけど、
明後日なら」
と代替案を出す言い方です。
「Yes, and~」
は相手の考えに自分のアイデアを
付け加える言い方です。
「うん、いいけど、
その後、○○にも行こうよ」
言葉にしない限り、
あなたの思いは他人には伝わりません。
「ありがとう」や「ごめんなさい」
を使いながら、
エレガントに冷静に
自分の気持ちを伝えましょう。
◆内田和俊著『10代の「めんどい」が楽になる本』KADOKAWA 参照
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