「国際ロータリー第2680地区青少年交換留学生」ペドロ・アポリナリオさんが、およそ1年間の留学期間を終え、帰国に際し、本日1限目にお別れの会が行われました。
滞在期間中、学習した日本語でお別れのあいさつを述べた後、学校長より記念品が贈られました。
ペドロさんはブラジル・サンパウロ市から2018年8月に来日し、本校で日本語の勉強、茶道や書道などの日本文化を体験。2年8組特進コースに在籍し、授業や学校行事にも参加。放課後はクラスで勉強会を開き、遅くまで得意科目の英語・数学などを教えてくれることもありました。また、アーチェリー部に所属し、多くの仲間と楽しく活発に学校生活を送りました。
続いて行われた2年生の学年集会では、クラスから寄せ書きの色紙と扇子、調理部から手作りパウンドケーキとクッキーが贈られました。
ペドロさん:
日本での思い出はたくさんあります。とくに2年生の中でたくさん友達ができ、いつも新しいことを教えてくれて楽しかったです。本当に感謝しています。ブラジルと日本では違うところもありますが、ブラジルの友達と同じように日本の友達も好きです。日本人は、相手をリスペクトするパーソナリティーが素晴らしいと思いました。
私はブラジルに帰ったら、大学に入るために勉強します。将来は学校の先生か、アクターか、物理学者になりたい。みんなも勉強をがんばってください。
2年8組委員長・金子さん:
ブラジルは自分にとって知らない国でしたが、ペドロが来てくれたおかげで、ブラジルだけでなくそれ以外の国の情勢にも関心を持つようになりました。ペドロとは勉強を教え合ったり、アーチェリー部で練習したり、京都に遊びに行ったり、たくさん思い出があります。地球の反対側で夢に向かって頑張っているペドロに負けないよう、僕たちも大学目指して頑張ります。
なお、本校からブラジルに留学している派遣生も、7月に帰国する予定です。
※「交換留学」につきましては公式HPをご参照ください。
http://www.sandashosei.net./life/ryugaku.html
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