令和元年12月13日(金)の学年集会で、3年生対象のクレジット講座が行われました。クレジットカードについては、家庭科の授業(家庭基礎、家庭総合)の“家庭経済”分野で消費者問題を学んでいますが、今回はそのまとめとして、一般社団法人日本クレジット協会・西村 学氏をお迎えし、次の内容でお話しいただきました。
テーマ:「クレジットの基本的な仕組みと留意点」~キャッシュレス時代の主役カード~
内 容:
Ⅰ.支払い方法にはどんなものがあるの?
1.いろいろな支払い方法
2.買い物で使えるカードの特徴
3.他のカードと「クレジットカード」の違いは?
4.主な支払い方法
Ⅱ.クレジットカードを使う
1.お店で使ってみよう
2.ネットショッピングで使ってみよう!
3.利用明細をチェックしよう
Ⅲ.クレジットカードの仕組みとつくり方
1.クレジットの仕組み
2.クレジットの契約関係
3.それぞれのメリット
4.クレジットカードをつくるには
Ⅳ.こんなとき、どうする?
Q1.クレジットカードをなくしてしまった
Q2.友達にカードを貸したら利用されてしまった
Q3.クレジットで買った商品が届かない、お店と連絡が取れない。
Ⅴ.クレジットカード利用のまとめ
生徒の感想を紹介します。
今回、家庭科の授業で学んだ事をさらに深く詳しく教えていただき、カードについてのメリットとデメリットがよく分かりました。授業では、カードは便利である反面、危ないこともたくさんあると聞いていて、怖いイメージが大きかったのですが、実際に講座を受けてみると、カードを使用する意味について理解することができました。
高校生の段階では、カードやスマートフォン決済などはまだ制限されていますが、今のうちからその決済方法を知ることで、お金がどこからどのように動いているのかを自覚することが大切であることを感じました。
私が一番興味を持ったのは、今、日本では、なぜキャッシュレス化が急速に進められているかという内容です。現在の日本はまだまだ現金派が根強いですが、現金社会を維持していくためには、お釣りの用意や、ATMの現金補充・メンテナンスなど、多くのコストや手間がかかってしまいます。これらの対策としてキャッシュレス化を進めることで、コスト削減や、犯罪の抑止、税収の向上にもつながることを知りました。
私は将来、クレジットカードを持つことを考えています。カードの仕組み、自分の収入、残高などをしっかりと把握した上で、計画的に買い物をしたいと思います。近いうちにキャッシュレス時代が来ることを今のうちから理解して、大人になった時にトラブルなく便利に使えるようにするため、自分でもまた調べて理解を深めていこうと思います。
以上です。
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